
松山英樹プロがリオオリンピックの出場を辞退する意向を示したようですね。
理由としてはブラジルの衛生環境についての不安を上げていますが、本当のところはどうなんでしょうか?
ゴルフがオリンピック競技になったことによるメリット・デメリットとあわせて見ていきましょう。
オリンピック競技としてのゴルフ
松山英樹辞退の本音
松山プロは今回の辞退の真相を下記のように語っています。
「ジカ熱もありますし、虫に刺されたときの自分のアレルギー反応が良くなっていない。そういう不安があるところでは、まだプレーを避けたほうがいいかなと思う」
Yahoo Japanニュースから引用 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160704-00000000-gdo-golf
ジカ熱は一昨年、日本でも感染者が出て話題になったデング熱と同じような症状が出る感染症ですが、デング熱よりは症状は軽いと言われています。
現に女子プロゴルフの渡邉彩香プロは、ジカ熱になってもそれはその時と割り切っているようですので、気にならない人は全く気にしていないようです。
そうなると確かに自信のアレルギーもあるのでしょうが、本当の本音は他のところにあるような気がします。
プロゴルファーの頂点
陸上や体操、水泳やバレーボールのような競技の場合、最終的な目標はオリンピックなんでしょう。
それとは異なりアメリカのベースボールやテニス、ゴルフのような競技では、最終目標が大きく異なります。
ゴルフの場合、誰しも最終目標は4大メジャーであり、小さいころからその目標に近づけるように努力を積み重ねて来たはずです。
しかも松山プロの場合は、日本人で今最もメジャーに近い位置にいる。
今まで数多くの日本プロが跳ね返されてきた海外メジャーという大きな壁。
その壁を乗り越えるだけの技術力と体力を持っている唯一の日本人と言ってもイイかもしれません。
そんな松山プロに降って湧いたように出てきたのがオリンピック。
小さい頃からメジャーを夢見てプロゴルファーになった人達に対して、オリンピックの金メダルはどれほどの魅力があるのでしょうか?
既に海外のアダム・スミスやビジェイ・シンなどのトッププロも辞退を表明している。
海外のトッププロですら辞退するような大会にどれほどの魅力があるのでしょうか?
金メダルへのモチベーション、過密日程、ジカ熱、治安。
このような複合要素が絡まり、今回松山プロはリオ五輪を辞退することにしたのではないでしょうか?
ゴルフはオリンピック競技としてまだまだ熟成しきれていません。
トッププロが競い合う大会にするのか?それともオリンピックのゴルフ競技はアマチュアの祭典にするのか?
東京オリンピックでは大きな課題になるでしょう。