アメリカ女子プロゴルフツアーのメジャートーナメント「全米女子オープンゴルフ」が始まりました。
海外メジャー大会はいつも夜中というか早朝に放送されるため、ゴルフファンはいつも寝不足になります。
注目の日本勢は野村 敏京、横峯 さくらが好スタートを切っています。
女子プロゴルフのメジャー大会
女子プロゴルフのメジャーって?
男子ゴルフの場合、マスターズ、全米プロ、全米オープン、全英オープンの4つはある程度知名度がありますが、女子の場合はファンでないとなかなか覚えきれません。
女子はANAインスピレーション、全米女子プロゴルフ選手権、全米女子オープン、全英女子オープン、エビアン選手権という5つのメジャー大会が用意されています。
女子ゴルフは、男子よりも海外勢がトップレベルで活躍できる傾向にあり、樋口久子、岡本綾子、宮里藍といったトッププロは全盛期はトップに近いところでプレーをしていました。
ですが、男子同様メジャーの壁は熱く、これまでもいろんな選手が挑戦していますが、メジャーに勝ったのは未だに樋口久子だけ。
やっぱりメジャーを取るのは、どのスポーツでも大変なんです。
野村 敏京は?
しかし今年は大きな期待をかけたい選手がいる。野村 敏京(のむらはるきょう)だ。
変わった名前で最初名前だけ見た時は男子プロなのかと思ってましたが、れっきとした女子プロ。
彼女は日本人の父親と韓国人の母親を持ち、日本と韓国で生活した経験があるそうです。
宮里藍や横峯さくらのように、日本のツアーで長年過ごしてから海外に行った訳ではないので、日本のファンには馴染みが薄いかもしれませんが、既にアメリカツアーで2勝を上げているトッププロ。
世界ランクも日本人の中ではぶっちぎりの上位にいるため、当然オリンピックでも1番の候補です。
彼女のようにデビュー当初から海外に挑戦しているような選手は、日本人特有の苦労は少ないのではないでしょうか?
アメリカツアーで3勝している丸山茂樹もアメリカでの一番のストレスはコミュニケーションと言っていました。
どうしても日本生活が長い選手は、海外でのコミュニケーションに苦労しますが、彼女の場合そんなストレスは少ないのかもしれません。
初日まずまずの好スタートを切った野村 敏京。
樋口久子依頼のメジャー制覇に大きな期待がかかります。