リオ五輪のゴルフは、既に松山英樹と谷原秀人が辞退を表明。
池田勇人は参加の意思を明らかにしていますが、片山晋呉の参加はまだ未定。
女子は野村敏京と大山志保で決定し、現時点では二人共参加の意向のようです。
辞退者続出でなかなか代表が決まらない日本ゴルフ勢。丸山茂樹監督の苦悩は続きそうです。
丸山茂樹の本音
リオの現状
丸山茂樹は不参加を表明するプロに対して、絶対に批判はしませんでした。
むしろ監督の立場で選手を守ろうと言う姿勢は本当に素晴らしい。
しかし、その丸山茂樹自信も本音としてはリオ行きを拒否したいところでしょう。
監督という立場だからやむを得ないという言い回しをしていましたが、それくらい現在のリオはオリンピックを開催するには危険な都市と言えるでしょう。
大きな不安要素はジカ熱と治安の悪さ。
ジカ熱に関しては、リオは現在冬なのでそれほど心配はないと言われています。
とはいえ、日本では感染しない症状ですので、問題ないと言われても不安になるのは当たり前です。
しかしジカ熱よりも大きな不安要素はやっぱり治安でしょう。
強盗やテロなどの行為が次々と発生していますので、仮にオリンピックに行ったとしても選手村から一歩も出ることは出来ないでしょう。
移動中でも常に不安になるでしょうから、ゴルフどころでは無いのかもしれません。
日本政府全体での対応を
オリンピックは各国で開催する一大イベント。
4年後の東京オリンピックに繋げるためにも、リオで大きな事故・事件を巻き起こして欲しくない。
オリンピックに行くような、日本の宝とも言えるスポーツ選手を国という組織で守ってほしい。
専用ジェットのチャーターやブラジル国内での完全警護、食事や衛生面のサポートなど普段よりも万全の体勢をしいて欲しいところです。
当然ブラジルも国全体で取り組んでいるのでしょうが、ブラジルだけではもう治まりがつかない。
各国が協力して、最高のオリンピックにして欲しいものです。